学習(LD)障害ってどんな状態、いつ頃わかるの?

こんにちは🙂食鑑定で子どもたちの心と身体を健康に導くプランダムールです🍀

昨今は子どもの発達について色々な懸念があり、どのようなものがあるのか?

今回は学習障害(LD)について知っている限りを書いてみようと思います。

聞く、話す、読む、書く、計算する、またはいくつかの前提から他の結論を導くことなどが困難という特徴を持った子供たちに使われる名称です。

LDを抱えた子どもはアメリカでは約6%、日本では約4.5%、約20人に一人いる事になり、少ない数ではありませんが、決してLDは病気ではなく、例えば背が低いという子どもの特徴と同じ先天的なもの。

2002年/文科省(通常クラスに在籍していて、特別な支援を要する児童の全国実態調査)
知的な遅滞はないが、学習面や行動面で著しい困難を示す割合、6.3%
学習面/4.5%  行動面/2.9% 聞く、話困難:1/1%  読む、書く困難:2.5% 計算する、推論する困難:2.8%

学習障害の子どもたちの多くは知的障害はないとされています。潜在能力を引きだす育て方、接し方をすることで健常な子どもと変わらない人生を歩める可能性はとても高いです。

【※米国における定義(1981年、学習障害に関する連邦合同委員会)
学習障害とは、聞き、話、書き、推論する能力、算数の能力を習得したりするのが著しく困難な、様々な問題群の名称である。そのような問題は、生まれつきの中枢神経の働きの障害によるものと考えられる。学習障害は、他のハンデキャップ(感覚の障害、精神、遅滞、社会性や情緒の障害など)不適切な環境(文化的な違い、望ましくない教育、)などからも生じるが、そのようなハンデキャップや環境から生じるものではない】

【日本における定義(1999年、文科省)
学習障害とは、全般的な知能発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力の中で、特定のものの習得が著しい困難を示す様々な状態を指す。その原因として、中枢神経に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情報障害、などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではない。】

先天的要因が主で、「努力」や「無理強い」でどうにかなるものではありません。

乳幼児の発達は個人差が大きく、早期発見は困難で多くは就学時検診や学習が始まってからわかる、LDは「診断」ではなく「判断」が使われます。

基本的にはLDには何らかの治療や療法があるわけでありません。
子どもの困り感や劣等感、苦手感などを軽減するような対応をする必要があります。


落ち着きがなく、忘れ物が多いなどで「多動」「衝動的」「不注意」が特徴となるADHDと間違えやすいのも特徴です。

LDは他の自閉症やADHDと違い学校の支援がありません。
LDで一番困っているのはこども本人で、周りは困りません。

他の子が本をすらすら読める、自分だけが読めないなどの劣等感、漢字が書けない、計算が出来ないなどで自信喪失、自己嫌悪、勉強や学習嫌い、などになりやすく投げやり、現実逃避、不登校、引きこもりなどに走る可能性が高くなります。 

LDの子には「良いところを伸ばす」この対応がとても重要なポイントになります。


現代は隠れ栄養失調の子どもも多々存在します。
脳と心と身体は食から、私たちの体は食べた物でできています。
食事の改善で少しづつ緩和される可能性は多いにあると思います。

悲観せず諦めず、必要な社会性を身に着けられるように支え続けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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