子どもにアレルギーが多いのは食べ物以外に化学物質の影響が大きいことを知りましょう

こんにちは🙂ママと子どもの健康を守るプランダムールです。

 

アレルギーってなんだか考えた事ありますか?

 

食物アレルギー、化学物質過敏症、気管支喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎などは全て免疫反応と呼ばれるアレルギー症状の1つです。

アレルギーといえば食物が注目されることが多いのですが、アレルゲンとされる食物の割合は実は7%にしか過ぎません。

食物アレルゲンが口の粘膜から腸管までの消化器を通じて血中にとりこまれるのに対して、呼吸からの化学物質はなんと鼻腔・喉・気管からダイレクトに血流にのって全身をめぐり、解毒器官である肝臓への代謝が遅れるのです。

つまり、閉鎖された空間にある揮発性物質は、室内にいる時間が多い女性と小さなこどもを直撃します。それによりアレルギーの発症率も高くなります。

これらのアレルギー疾患を持つ子どもは年々増加しています。

 

 

食べ物、植物、動物、日用品、医薬品など、人によってアレルギー反応を引き起こす抗原となる物質をアレルゲンと言います。

 

免疫反応とは、異物に対して身体の生きる力が持っている防御反応の1つです。

免疫反応では、外から体内に侵入した異物を「抗原」といいます。

その抗体に対抗するために生体がつくりだす物質を「抗体」といいます。

抗体は抗原がもつ病毒性を中和したり、他の物質と統合して抗原を破壊したり、抗体を食べてしまう食細胞などに働きかけます。

子どもに多い喘息やアトピー性皮膚炎は、胎児期にママの胎内で有害物質を取り込んでしまったことにより、免疫システム自体に異常が起きていることも考えられます。

胎児は有害化学物質の侵入を防御する術を持ち合わせていません、そしてとても繊細に体の各器官を作り上げている最中です。有害化学物質をママから受け継いでしまうと、生後のアレルギー性疾患や他の疾病、障害の発症に多大な影響を与えると考えられます。

食事や環境、日々の生活で受け継がれてものはママから子どもへ、子どもから孫へ、さらにひ孫へと化学物質が受け継がれていく毒性のことで、遺伝とは異なり同じ反応が現れるわけではありません。

 

 

食べ物以外からのアレルギー要因はたくさん身の周りに溢れている!

 

実は洗剤や日用品には合成界面活性剤や溶解補助剤といった、化学物質を皮膚から吸収させるのを促進する物質が使用されています。本来は、皮膚や髪についた油や汚れをよくとりのぞくために入れられた成分ですが、日用品に含まれた有害化学物質は「経皮吸収」され、過剰な免疫反応=アレルギー症状を引き起こします。

 

私たちの周りには驚くほどの科学物質、特に環境ホルモンと言われる物質に溢れています。一見、便利で安全と思いこまされているその生活まわりの商品には、実はアレルギーのような原因不明の病気の原因があることがだんだんわかってきました。

室内の空気に含まれる化学物質などなど・・・・

建材や家具の接着剤に含まれるホルムアルデヒドなどのVOC8(揮発性有機化合物)、殺虫剤、消臭剤、芳香剤、燃焼器具、タバコ、カビ、ダニ、ペットアレルゲン、いわゆるにおい物質やPM2,5などです。

これらは気温の上昇とともに数値を増すのが特徴です。

さらにそれぞれの物質については人体に影響がないとされる基準値が設けられていますが、問題は複数の有害化学物質が重なり合った複合汚染となった今、それらの基準値は意味を持たないと言われていることです。

 

どれも私たちの生活の周りに大量にあり、避けようがないもの

化学物質は嗅覚受容体(嗅覚細胞)から取り込み、大脳皮質嗅覚野で行動異常や自律神経異常、免疫・内分泌などに悪影響を与えることが分かっています。

 

 

ママの食べ物や日用品はお腹の中の赤ちゃんにも影響がある?!

実は今の子ども達は、母の胎内にいる時からすでに様々な化学物質の曝露を受けています。

これは、千葉大学大学院医学研究所 森千里教授の調査です。

赤ちゃんはママの食べたもの、飲んだもの、吸った空気などすべてをこの胎盤と臍帯を通じてもらい、卵膜と羊水の中で成長していきます。そこで、産まれたばかりの赤ちゃんの臍帯に残留した臍帯血の成分を調べることで、これらの化学物質の曝露を発見しました。

母体の血液も同時に調べ、どの物質が赤ちゃんに移行しやすいのか、また第一子、第二子と継続調査をし、三人目より二人目、二人目より一人目の方がばく露の度合いが大きいこともわかりました。

すでに4~50年前に禁止されたPCBやDDTなど残留性の高い化学物質が、ママの胎内には残り、赤ちゃんを曝露しているのです。残留性の高い化学物質は、次世代にもすでに悪影響をあたえていることがわかります。

イタイイタイ病の原因物質として知られているカドミニウムは、鉱物や土壌に天然に存在する重金属ですが、日本人はカドミニウム摂取量の約四割を米から摂取していると推定されています。つまり、呼気からの化学物質はとても危ないのです。

 

 

産まれたばかりの子どもの腸は未完成、子ども、ベビー、キッズ用品の選択は知識が必要な時代

 

子どもは化学物質の曝露による半減期は年長の子どもの2―4倍長くかかります。

ベビー用化粧品(ベビーオイル、ローション、クリーム)も主成分は石油由来の化学物質であるグリセリンやミネラルオイル、防カビ剤(メチルパラペン)も含まれています。

ベビー用沐浴剤も界面活性剤、グリセリン、ミネラルオイル、パラペン、フェノキシエタノールなど防腐剤の中でも低刺激とはいえ、皮膚に刺激を与える化学物質です。

哺乳瓶の消毒剤の主成分の次亜塩素酸ナトリウムは目、皮膚、気道を刺激し、水生生物への毒性の高い化学物質です。

他にもいろいろなものに注意が必要です。

子供用と書いてあるから安全とは限りません。

アレルギーは生活習慣病です。

私たちの身の周りには、アレルギー症状を引き起こす可能性が高いものが氾濫しています。

食材、農薬、殺虫剤、プラスチック、重金属(鉛、水銀、カドミウム、ニッケルなど)

ハウスダスト、花粉など、これらの物質は毎日避けようもなく私たちの身体に侵入し続けています。

その物質がアレルゲンになるかどうかは個人差がありますが、今までアレルギー症状のなかった人が、ある日突然アレルギー反応を起こすようになることもあります。

アレルギーには、アレルギーになる物質を繰り返し体内に取り込むことで発症する性質があるからです。

 

 

なんでアレルギーのような症状がでる危険とわかっている物が溢れなくなることがないのか?

 

科学技術はどんどん進化しているのに、なぜ私たちのカラダを汚染する化学物質、農薬や化学肥料などは亡くならないのでしょうか?

それには社会背景や経済活動、国策上の利益が大きく関係しています。

化学物質が、家庭の中で大量に使用されるようになったのは、それほど昔のことではありません。二度の世界大戦中に、軍事技術として開発されたのがそもそもの化学工業の始まりです。戦後、民間技術に転用され、未曾有の発展を遂げて現在に至ります。

これらの化学物質のおかげで、戦後、私たちの生活は一見、便利に快適になったように見えますが、どの化学物質も20年ほどするとその有害性が発露し、禁止になり、また新しい「夢の化学物質」が出てくるという繰り返しですが、現在の化学物質による汚染の原因、子ども達のアレルギーの原因となっています。それはまだ続いています。

 

 

健康で元気に毎日を過ごすための知識と知恵を持とう。

家族をまもる、自分をまもるためにできること、事実を正しく知り、賢くえらぶこと

私たちの生活にとても身近な化学物質ですが、家族の健康、自分の健康を守るためにできる事はなんでしょうか?

「疑わしきものは使用せず」の予防原則で商品を選ぶこと

便利そうだから、安いからとやみくもに買うのではなく知識を持って購入をするクセをつけましょう。

有害な化学物質を使う事は子どもや家族のアレルギーだけではなく、住んでいる地球を汚染して、次の世代が生きるはずの地球を滅ぼしていくことになるのです。

賢い消費者になり、家族の健康を守りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

自分では解決できない困った事はなんでも相談できるプランダムールの健康相談でお待ちしております。

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